ユーロに大きな懸念材料出現!?

 

ユーロ諸国は、

リーマンショック前に過剰投資を行っていたため、

リーマンショック後の投資先の暴落により、

過剰な借金を負っている。

 

たとえば、

EUの構成メンバーであるアイルランドとギリシャは

もっとも早くに借金返済に行き詰まった国である。

 

借金返済に行き詰まり自力再建を諦めた

アイルランド、ギリシャはEUの支援で救われた。

 

 

だが、

ギリシャやアイルランドだけが借金を返せなくなったのではなく、

この他にもポルトガル、スペイン、イタリアなどのEU構成国は

過剰な借金が心配されている。

 

そして、

多くのトレーダーは次のように考えている。

 

『これらヨーロッパの国は、借金をちゃんと返せるのか?』

 

『ポルトガルやスペインには大きな産業もなく、

借金を返す経済力はないのではないか?』

 

・・などなど

 

投資家たちはユーロに対してまだまだ

不安を払しょくしきれていない心理状態である。

 

 

 

こんな中に、

突如としてユーロ圏に不安材料が台頭!

 

この材料が注目を集めれば、

ユーロ不安の再燃からユーロが崩れ落ちることも

ありえそうだ。

 

では、その不安材料とは?

 

そして、どれほどの下落が想定されるのか?

 

いつもメルマガのご購読、誠にありがとうございます。

こんばんは、あおのり先生です。

 

本日のユーロ円相場を見ると、

1円以上の大幅高となっています。

 

まるで、このまま大きく上昇していってしまいそうな

雰囲気を醸し出している相場状況です。

 

 

 

本日の動きだけを見ていると、

ユーロは大きく買われそうな動きをしていますが、

果たして、このまま順調にユーロ円は上昇していくのでしょうか?

 

私には、ユーロの上昇に対して一つの懸念があります。

 

どのような心配ごとかと言うと、

ポルトガル国債利回りが7.5%を超えてきており、

再度上昇してきているということです。

 

 

 

今までの相場のパターンから、

ギリシャやアイルランド、ポルトガル、スペインなどの

国債利回りが上昇すると、

その材料を元にユーロは売られてきました。

 

今回もそうなるとは限らないのですが、

この材料がメディアなどに報道されれば、

今までの相場のパターンから

ユーロは値を崩れだすと考えています。

 

 

 

では、どこまで崩れるのか?

 

ユーロ円は1月末からの動きをみると、

横ばいの相場が続いているため、

そこまで大きな下落にはなりにくいと考えます。

 

横ばいトレンドとは、

高値も安値も切り上げも切り下げもしていないため、

動きが少ない時に出現するトレンドです。

 

そのため、

ユーロ円下落の下限として、

1月末からの動きをみると110.50円付近となると思われます。

 

 

 

メルマガ会員様はユーロ円が1月末からの動きをみると、

トレンドレスであるということはわかりますよね?

 

もしわからないというのならば、

横ばいトレンドということをより正確に把握するために、

移動平均線を使うと便利です。

 

試みに、

25日移動平均線と50日移動平均線を

ユーロ円1時間足に装てんした上で、

ユーロ円チャートをご覧ください。

 

これら移動平均線を見ると、

短期線・長期線ラインともに横ばっていることが

わかります。

 

 

 

このような相場状況ですから、

明確なトレンドが出ていない分、

動きづらい相場状況であると判断できます。

 

横ばいトレンドですから、

いかにポルトガルの国債利回りの上昇の問題が

メディアなどに取り上げられたとしても、

大きく崩れる可能性は低そうです、

せいぜい2円~3円位の下げにとどまると思われます。

 

 

 

このように

トレンドラインだけではなく、

移動平均線も交えて相場を見ると、

トレンドを見失うことなく正確に把握できるようになります。

 

ここで幾つかの疑問が生まれてきます。

 

『何日の移動平均線を使えば

トレンドを見失うことがないのか?』

 

『移動平均線とトレンドラインをどのように見れば、

これらをうまく使うことができるのか?』

 

私が数々の失敗と成功を元に編み出した、

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