上昇波動から下落波動へ切り替わるタイミングの発見!

ギリシャの支援が欧州財務相会合で採決され、

ギリシャ不安が遠のいてからユーロの上昇が

特に力強い。

また、

日銀による量的緩和&インフレ目標の導入も、

円安に一躍買っている。

このようなマーケット情勢の中で、

為替レートはいつ下落調整に転換してくるのか?

こんにちは、あおのり先生です。

いつもメルマガをご購読いただき、誠にありがとうございます。

外為マーケットはご周知のとおり、

先週から上昇波動を強めており、

力強い上昇が続いています。

ここから先に上昇するかを分析するためには、

過去の動きから現在の動きまでを

チャートを使って分析することで、

未来の価格を予測していくチャートリーディングが効果的です。

チャートリーディングの際に特に注目すべきポイントは、

?価格は上昇しているのか?

?価格は下落しているのか?

?価格に動きがないのか?

価格の動く方向性を確認していくことです。

価格の動く方向さえわかれば、

?の場合であれば今の相場環境を見ても分かるように、

ロング戦略が有効となるように、

売買する戦略も明らかとなります。

?~?を確認するためには、

高値と安値に注目して、

トレンドを把握していく必要がありますが、

実は高値と安値に注目しているだけでは、

?~?の判断を見誤る場合があります。

そこで重要になってくるのが、

?テクニカル指標を併用する

?ローソク足にも注目する

ということです。

?テクニカル指標を併用する場合であれば、

移動平均線、MACD、DMI、一目均衡表など、

実に様々なテクニカル指標がありますが、

これらは所詮は価格の方向性を確認する

ツールにすぎません。

詳しくはPremijmの中で解説しているので、

テクニカル指標を使ったトレンド把握に関しては、

割愛させてもらいますが、

そのテクニカル指標並みに重要なことが、

ローソク足です。

ローソク足には

始値よりも終値が高い陽線と、

始値よりも終値が低い陰線の

2つの種類しか存在しません。

価格が上昇しているときは、

陽線の数が陰線よりも大きくなるので、

このような時は上昇波動を強めているという判断を持てます。

現在のドル円1Hチャートのローソク足を見ると、

ローソク足は陽線が多数を占め陰線の数が少ないように、

上に価格が動きやすい地合いであるという判断が持てます。

その他にも、

ローソク足は価格が転換するポイントとして、

たとえば上昇波動を強めているときに、

長い上髭を出現しやすいという傾向があります。

長い上髭が出現すれば、

買い圧力が売り圧力に大きく押されたあらわれであり、

投資家たちの心理に変化が生じた可能性があるため、

トレンド転換が起こりやすくなります。

ドル円以外でも、

ユーロ円やポンド円は上昇波動を強めていますが、

ローソク足の陰線の数が増えていたり、

上髭の出現によるトレンド転換には注意していきましょう。

P.S.

その他にも価格が転換する最もわかりやすいローソク足の形状のパターンが、

チャート上で出現すると、

よりトレンド転換の可能性を察知していくことができるのですが、

詳しい話は次週発行のFX勝利の法則Premiumの中で解説していきます。

この見方ができるようになると、

トレンドの変わり目を早期に発見できるために、

上昇トレンドの中での無謀なロングが減ることで、

さらに勝ちやすいトレードができるようになります。

さらに、

テクニカル指標によるトレンド把握ができれば、

トレンドを読み間違えることはさらに減ることで、

利益を上げやすいトレードスタイルに一層磨きがかけられるはずです。

 

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