え、FXで4000万円?

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あおのり学校メルマガ10月3日号
著者:あおのり先生
テーマ:リスク管理
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東京のオフィスにて。

最近、FXをはじめたばかりの方と会う機会が増えています。

今週の月曜日には、FXを上達したいというトレーダーの方を

紹介されました。

そこで、彼が用意してくれた東京は銀座の鮨屋で、

トレードの話を聞くことになりました。

鮨をつまみながら話を聞いてみると、

どうやら彼は今年だけで4000万円も

FXで自己資金を溶かしてしまったということです!

ああ、勿体無い。

『そんなお金があるなら不動産にも一部投資していれば良かったのに』

と内心では思いつつも、よくよく話を聞いてみると、、、

はじめは500万円ほど、FXで利益を膨らませ、

勝っていたようなのです。

が、、、

調子に乗って資金サイズを当初の10枚から

150枚に増やして取引していく様になったみたいなのです。

ふむふむ。よくあることですね。

でも、欲をかくと相場では負けるという法則があること、

常にマーケットには謙虚すぎる気持ちが重要であることを伝えつつも、

その対処策をお伝えました。

私が一番強調したことは、損切りを徹底することです。

この損切りができるかできないかが、

最も重要な要素なのです。

これが、プロとアマのテクニックの最大の境目と言えるのですが、

エントリーや利食い以上に重要なテクニックが

損が切れるというデフェンス力の強さでもあります。

損切りができれば、大損などなくなります。

しかし、損切りができなければ、

いずれ必ず大やけどをおって、

大切なお金を大きく失うことになります。

そこで、もしあなたが損切りをできないポジションがあり、

かつそのポジションを持っていることに対して不安であるようなら、

私からお願いがあります。

『枚数を減らすなり、バシっと切るなりして、

心の平安を少しでも広げて下さい。』

思い切った決断力がなければトレードでは

残念ながらいずれ必ず、大やけどを負ってしまいます。

私は、投資というのは老人になってからもできるし、

仮に自分の体が不自由になる病気になったとしてもできるし、

かけがいのない自分の一生涯の強みになると信じています。

しかし、原資がなければそもそもとして投資やトレードなどできません。

だから、必ずその原資を残すために、

1円たりともお金を無駄にしないで慎重に、

欲を過大にかかずに博打トレードなどせずに、

育んでいかなければならないと考えています。

投資人生の寿命は、他の職種に比べても最も長い部類ですから。

FXを含む投資で使うものは、あなたの頭脳のみです。

ボケない限りは、マーケットで戦い続けられます。

だから、すぐに大儲けしようとか

そういった馬鹿げたギャンブルトレードなどしないで、

お金を徐々に増やす過程で常に、

損切りも決断しなければなりません。

だから、トレードをする前には、

“逆指値注文”をしっかりと入れて、

大損リスクを徹底するようにしましょう。

その他、大損を防ぐやり方はいくつもあるのですが、

とりあえずは逆指値さえできれば、損切りの事前予約なので、

大損自体もなくなります。

まずは、大損を防ぐ策を打つことが

長期で生き残っている勝ち組トレーダーへの第一歩となります。

お金を増やすことばかり考えるのではなく、

私たちは大損を防ぐために鉄壁のディフェンス力を、

最高レベルにまで高めた上で、マーケットに望むようにしましょう。

そうすることではじめて、

FXでお金を減らすことにビクビクしなくもなりメンタルも安定され、

資金も数千万も減らすこともなく、

安心安全運転で資金が増える境地に行き着くのです。

 

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