表にはない、裏技
=====================
あおのり学校メルマガ10月8日号
著者:あおのり先生
テーマ:メンタル
=====================
東京のオフィスにて。
和を持って尊しとすることは、善か悪か?
色々、議論を巻き起こしそうなテーマとなりますが、
あなたはどちらが正しい価値観だと考えますか?
組織の中で生き残り組織内で上を目指すのであれば、
和を大事にする必要があり、
個人プレーは嫌われます。
また和がなければ技の継承は難しく、
日本は優れた車や電化製品をつくることはなかったはずです。
しかし、ことトレードや投資の世界はこの和を、
あまり必要とされない個人プレイヤーの世界でもあります。
個人プレイに優れた人は、うなぎのぼりの収入を得やすい世界です。
和を大事にする日本の強みを発揮しにくい反面、
個人主義が強い欧米や中国は強いですね。
そのため、
強みを発揮しにくい日本の投資家やトレーダーは、
実は、投資の世界では惨敗続きとなっている現実があります。
つまり、金融マーケットで鴨にされ続けているということです。
この連鎖から抜け出す唯一の方法は、
多数派の逆を行くことです。
それに、
お金持ちになる人はもちろん和も大事にもしますが、
和を大事にするだけではなく、
仮に周りと考え方が合わなかったとしても、
ここぞという時には人とは違う行動をとることで
お金を増やしてもいます。
つまり、皆が買わない時に価格が急落した時に仕込んだり、
メディアで悪材料しかないときに買い込んだりと、
人とは違う行動をすることで、お金を増やしています。
逆に、価格が上昇して皆が買う時に仕込んだり、
メディアで良い材料しかないときに売ってしまったりと、
人と同じ行動をしかできないことで、お金を減らしています。
和を必要以上に重んじすぎている人は、
人と違うことをすることに慣れていないから、
そのための行動を起こす際に、勇気が求められます。
人と違うことをすることって、勇気がいりますよね。
他の人と違う考え方をしているけど、
でもここでは勝負すべき時だと考える時が
長い投資人生において、将来必ず出てくると思います。
そこでは利益を出すチャンスになる可能性は、
人とは逆の行動をとっているので、高まると思われます。
そんな時に勇気を奮い起こすためにも、
投資の先人たちが数々の失敗や成功をした上で語り継いできた
次の投資格言を思い出して、
勇気を出してみてくだい。
『人の行く裏に道あり花の山』