【必見】後悔先に立たず

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あおのり学校メルマガ2014年6月18日号
著者:あおのり先生
テーマ:リスク管理
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おはようございます、あおのり先生です。

いつもメルマガ購読ありがとうございます。

あなたが致命的な損失を受けてしまう最大の理由は、

損切りを入れることができないことにあります。

そして、実はほとんどの人は、

損切りができないで致命的なダメージを受けることで、

マーケットから退場していきます。

例えば、

100万円の軍資金でトレードを始めたとして、

資金が50万円まで減ってしまう大損失を受けてしまえば、

元に戻すためには資金を2倍に

増やさなければならないことになります。

2倍に資金を戻すことは、

並大抵のことではありません。

多くの人は、

ここで資金を元に戻そうと感情的になり焦り

高いレバレッジを掛けることで、

さらに傷口を広げるケースがあまりにも多いのです。

大きな損失を出して感情的になり、

さらに損失を膨らませて後悔をする前に、

早期の利食いを心掛けなければなりません。

素早い損切りを躊躇してはいけません。

早期に損切りを実行するためには、

エントリー前に損切りポイントを

決めておく必要があります。

損切りをどこに入れるのかという想定を持たないで、

マーケットに参戦してはいけません。

損切りポイントは、とても簡単です。

それは、エントリーポイントさえ分かっていれば、

損切りポイントもわかるということです。

損切りとは、「エントリーポイントが否定される場所」に

設定することになります。

エントリーポイントさえ分かっているのであれば、

損切りを設定することは難しいことではないのです。

今回は、

まずトレンド相場時の損切りポイントについて

解説していきます。

マーケットには、

トレンド相場とトレンドレス相場の2つしかありません。

価格に方向感が出ている時と、

出ていない時の2つだけです。

そして、トレンド相場とトレンドレス相場では

損切りのやり方が違います。

トレンド相場時の損切りのやり方は2つあります。

【トレンド相場時の損切り手法1】

トレンドラインに沿って引いたラインの外側に

損切りオーダーを設定するやり方です。

トレンドライン上では過去に少なくても

価格が2回以上反発しているポイントとなり、

今回も反発を期待できることになります。

このトレンドラインを割り込んできたということは、

「エントリーの根拠が否定された」ことになります。

エントリー根拠が否定された箇所に損切りを入れることが、

損切りポイントです。

ただし、

トレンドラインを根拠に入れた損切りオーダーは、

「騙し」にも合いやすく、

騙し発生時に損切りとなる可能性を高めます。

トレンドライン上で

価格が綺麗に反発してくれれば問題はないものの、

トレンドラインを一時的に下回ってから反発することもあります。

その場合、

トレンドラインのすぐ下に損切りを設定していたばかりに、

損切りにあって損を確定することになります。

もちろん、

トレンドラインと損切りポイントの距離は近いことから、

その損失値幅は小さいものになります。

つまり、損切り値幅は小さいものの、

損切りオーダーにヒットする可能性が多い方法となります。

【トレンド相場時の損切り手法2】

例えば上昇トレンドの場合なら、

直近安値のサポートラインの下に置くことです。

トレンドラインという「エントリーの根拠が否定された場所」に加えて、

前回安値を割り込み「上昇トレンドが否定される場所」にも設定する、

いわば2段構えの損切り手法と言えます。

上昇トレンドが否定されれば、

今後の価格の推移としては、

上昇トレンドの可能性が低下しているのであるから、

その時点で損切りを確定することが無難であるという判断を持てます。

この方法では、

損切り幅が広がるものの、

損切りオーダーにヒットする可能性が低くなります。

どちらのやり方も、一長一短があることがわかりました。

損切りにヒットしやすいけど損切り値幅は小さい方法と、

損切りにヒットしにくいけど損切り値幅は大きくなる方法です。

では、この2つの損切り手法の内、

どちらを選択した方がよりより損切りとなるのでしょうか?

あなたは、1と2のどちらの損切りが良いと考えますか?

答えは、こちらで明かしていきます。

 

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