価格が反転しやすい角度は?

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あおのり学校メルマガ2014年6月25日号
著者:あおのり先生
テーマ:チャート分析
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おはようございます、あおのり先生です。

いつもメルマガ購読ありがとうございます。

すでにブログで質問させて頂いたことになりますが、

今日はその答えをお伝えしていきます。

質問内容は、以下のようなものでした。

トレンドラインの角度によっても、

有効になる角度とならない角度があります。

あなたは、以下のどの角度で引いたトレンドラインが、

最も有効度が高いと考えますか?

1.45度の角度

2.10度の角度

3. 70度の角度

目盛りの取り方で変わってしまうので角度では規定出来ない

などの意見も頂きましたが、

確かに見るべき時間軸チャートにおいて、

角度は多少の誤差が生じてしまいます。

でも、大まかには目視できるものと思います。

答えは様々で、45度という回答が多かったですが、

10度、70度という答えもありました。

当たった方は、自信を深め、その角度をより重視し、

また外れた方も、その考えを改め、

より一層チャート分析力を深めていきましょう。

チャート上に描かれる価格の動きには、

上記のように緩やかな角度で上昇を描く時、

価格と時間が完全に一致して45度で上昇する時、

急な角度で上昇する時があります。

逆に、

緩やかに下落する時、

価格と時間が一致して45度の角度で下落する時、

急激に下落する時があります。

つまり、

価格が動く角度は大まかに

3パターンに分けることができます。

では、

これら3つの角度で推移する価格に

トレンドラインを引いた場合、

一体どの角度のトレンドラインが

最も継続的に機能しやすいのか。

上昇トレンドで推移する場合で考えていくことにします。

急な角度で上昇する場合、

価格の上昇スピードが早すぎるということになります。

買いが買いを呼び、

買い圧力が強い時に現れる状態です。

何らかの買い材料が出た時や

大口の買い注文が入った場合、

急な角度で上昇しやすくなります。

急激に上昇した場合、

トレンドは早々に終わりやすいことを意味します。

行き過ぎたものは、修正されやすくなるからです。

次に、

45度の角度で推移した場合は、

どうでしょうか。

価格と時間が完全に一致した状態と言え、

無理なく上昇していることになります。

買われ過ぎてもいないし、

買い圧力が弱いわけでもなく、

自然体に上昇していると言えます。

45度の角度が、

最も上昇しやすいと言えます。

生涯で50億ドルの資産を相場のみで生み出した

相場師W.D.ギャンも、

この45度の角度こそが、

最も価格が有効に機能する角度であると指摘しています。

最後に、

緩やかな角度で上昇する時もあります。

この場合は、

買い圧力が弱すぎると言えます。

ロング派がまだ買いあがるか否か、

自信が持てない状況であると言えます。

トレンド自体の角度が弱いために、

トレンドの継続が疑わしい状態と言えます。

私たちは、

この角度を無意識レベルで把握して、

どの角度が有効に機能しやすいかを理解しながら、

相場に向き合う必要があります。

トレンドの角度が急すぎれば、

上がり過ぎたところは警戒を強くして

打診的に入るなり様子見するなりする必要があります。

45度の角度で上昇しているのであれば、

トレンドが継続しやすいということを想定し、

急な角度や緩やかな角度のトレンドよりも、

自信を深めたエントリーをしていくことを

予測していくことができます。

ただし、今のドル円で引いてある

トレンドラインは、緩やかな角度のラインであるものの、

何度も反発しているように、

緩やかな角度でも継続する場合もあります。

角度や継続期間、反転回数も大事なことであることを、

メルマガでは学んできました。

そして、それら以上に重要なことは、

トレンドラインを正しく引けていることが、

有効なラインを発見するための前提条件です。

あなたは、あおのり学校ブログのように、

過去7回も反発し続けている、

トレンドラインを正しく引くことができていますか?

もし仮に、このラインを正しく引いていさえすれば、

何連勝も利益を積み上げていくことができたはずです。

なぜ、ここにラインを引いてあるのかは、

プレミアムを見れば、一発で解消されます。

そして、上値が重いゾーンがどこになるのかさえもわかるので、

小幅な反転での利食いも見逃さずに、

利益確保さえもできることができる理由さえも、

明らかになります。

プレミアムを見ればわかる通り、

これほど綺麗に反発するラインというのは、

結構珍しいものがありますが、

ここでそのラインの引き方を理解しておけば、

このパターンが再現された時に、

再び連戦連勝しやすいということになります。

先週のプレミアムでその引き方、

そして上値を重くするゾーンも解説しているので、

連戦連勝をものにすることを再現していきたい方は、

この機会を逃すと、このラインの引き方を再現できる方法が

わからずに終わってしまいますので、

再現できる今の相場の正しいラインの引き方を

学んでおいてください。

 

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