実力を付けるべき時代

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あおのり学校メルマガ2014年8月5日号
著者:あおのり先生
テーマ:相場観
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こんばんは、あおのり先生です。

いつもメルマガ購読ありがとうございます。

 

あなたも、うすうす気づいているかもしれません。

現実を受け入れられないだけなのかもしれません。

でも、もっともっとこの現実が、

時間の経過と共に具現化してくることになります。

それは、今の時代は、

【明らかに実力主義となっているという事実】

 

1990年1月にバブルが崩壊するまで機能していた、

組織に定年まで雇ってもらう「終身雇用制」

年を取るだけで賃金が上昇する「年功序列型賃金」

大企業に入るのが、成功という敷かれてきたレールが

もろくも崩れ落ちようとしています。

 

これら日本の慣習は崩れて来ており、

グローバル経済の中で企業が生き残っていくためには、

能力がある人を積極的に昇格させ、

そしてできない人に辞めてもらわざるを得なくなってきています。

実力ややる気がある人はさらに収入を伸ばし、

その逆の人はどこまでも収入が減るのは流れにあります。

 

少子高齢化の影響で不足した人材を、

世界企業のプレッシャーにより、

移民(高度な技能者に加え最近では単純労働者も)を

受け入れることで対応しようと政府はし出しています。

 

移民が単純な仕事をとってくるだけではなく、

さらなる未来には、

ソフトバンクやDNAが参入を始めているロボット事業の発展により、

移民やロボットに簡単な仕事は代替するようになる、

そうなれば、実力がない人はますます要らなくなり、

要らなくなれば収入はさらに下がり続けます。

人の、特に、男の価値が女性のそれよりも低下する時代に入っています。

 

もちろん、まったり生きるというのも選択肢の一つです。

すでに欧米では、ダウンシフトの動きが加速しています。

仕事でストレスをかけて働くよりも、

否かでストレスをかけずにやりたいことをやりながら、

楽しい人生を過ごすという選択肢です。

 

皆が皆、実力を持っているわけではないので、

そのような選択肢も良いと思いますし、

日本でもそうなる動きが広がるでしょうが、

今は世の中の変わり目の大きなターニングポイントに入っていると、

私は強く感じています。

 

ダウンシフトをして豊かではないにしても人生を送るというのも、

それはそれで良いことです。

ただ、そうしているうちに経済格差はどんどん開いていき、

自分だけで人生を送るだけであれば良いのですが、

そして開かれた格差は今後は容易には埋められず、

そして教育費が低い子供はそれに比例して貧しくなり、

その子供もまた貧しくなってしまいます。

 

私は、すでにそのような未来を予想しており、

そのために実力を日々つけていく必要があることを感じていますし、

実力がある人とない人の明暗が、

子々孫々にわたり広がる、落ちれば這い上がることが難しくなる

極めて大事な時だと、

そんな未来を見据えて生きています。

 

投資の世界は、この実力こそがすべてです。

人格なんて必要ない世界です。

楽して儲けようという人は、生き残ることは不可能な世界ですが、

実力を付ければ勝ち続けることが可能です。

世界情勢も知り、チャート分析も知り、人間の心理も知り、

そしてまたマーケットの強敵の存在も知ることです。

 

先日、それらを良く学ばれている、

プレミアム会員の主婦の方とお話ししました。

その方は、今年は毎月負けなしの成績を出しているとのことですが、

物凄く勉強熱心な向上心が強い方でした。

 

半端な気持では、勝てるはずがありません。

経営だって、楽に儲かるはずがないように、

投資だって、努力するからこそ実力がつき、

お金が増えていきます。

悩み、考え、向上心を失わず、目標を持ち、諦めないこと。

 

努力なしでお金が増やせる方法があるのであれば、

私も知りたいですが、そんなものはブラックなことをするしかありません。

であれば、人並み以上の努力で実力を付けるべし!

 

ということで、

今回も成長するためにドル円のチャート分析を始めます。

私の相場観ベースでは、

おそらくドル円は新高値を超えてくると思っています。

 

新高値というのは、今年1月に付けた105.40円。

ここを抜ける時にどうなるかというと、

メディアが騒ぎ出します。

新高値を超えた警報を、ガンガンテレビなどで流してきます。

 

近づいてきても、メディアはある程度騒ぎ出すことでしょう。

騒ぎ出せば、多くの人がその数値に注目します。

「割高だ」と考える人も出てくるから、

上値を重くし、

105.40円で一旦売りに押されるかもしれません。

 

重要なポイントとなりますので、

そのポイントを意識しておかれると良いですし、

上昇を抑える壁として機能して来るはずです。

ここを抜けると、2008年以来の高値更新となりますが、

その後に先手をうっていた私たちに続き、

多くのアマチュアが怒涛の如く参戦してきます。

 

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