上がり続けるドル円に思わぬ死角?
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あおのり学校メルマガ2014年9月10日号
著者:あおのり先生
テーマ:リスク管理
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こんばんは、あおのり先生です。
いつもメルマガご購読ありがとうございます。
ドル円の勢い衰えが見えませんね!
売りと買いの均衡バランスが崩れ、
買い方に大きく傾いたことから、
アレヨアレヨという間に、
ドル円が106.60円台まで上昇してきました。
あおのり学校ブログではこの上昇相場を年初旬から読んでいて、
ずっと買いでベットしていたので、
特に、8~9月に上昇相場に切り替わってから、
ブログを見て下さっていた方の多くは、
今の相場で利益を確保していると思います。
私は、短期スキャル、デイトレード、
スイング、中長期投資などが、
どの時点でどのスタイルが有効かということを考えながら
取引をしておりますが、
この中である程度長く持というと決めていたドル円の
含み益の出方が8月からは違います。
長い目線であろうが、短期目線であろうが、
ドル円を買うのであれば、
私はそのどちらも「買い」という判断で見ています。
ですので、
個人的には今の相場で、
売りを仕掛けていく人と言うのは、
自殺行為をしているようにも思えるのです。
オシレーターのテクニカルが過熱しているからと、
チャートのみで判断している方の中には、
売り向かっていた方もいるかも知れません。
そして、その売りポジションを切らなければ、
ドル円の含み損はかなり大きなものに
なってしまっていたと思います。
『大損を出すことは、FXではご法度です』
例えば、
今あなたの元手が100万円あったとして、
100万円が50万円になったとすると、
100万円まで戻すのに、
100%リターンの運用成績を出さなければなりません。
100万円が25万円に減ったとすると、
100万円まで戻すのに、
400%リターンの運用成績を出さなければいけなくなります。
100%リターンを年間上げるのは、
大きなリスクを取らなければ難しいことですが、
400%リターンを年間で出すことはほぼ不可能です。
もし仮に、そのくらいのリターンを狙うのであれば、
ハイレバレッジにする必要がありますが、
ハイレバにすれば感情的になりやすく、
感情的になれば負けやすくなります。
FXでは、冷静さを維持している人が勝利をしやすく、
ハラハラドキドキしてマーケットに向き合っている人は、
ポジションも思惑と逆に方に少しでも動けば、
直ぐ決済するだろうし、
利益がちょっとでも出ていれば、
せっかく出たトレンドの波にも乗ることはできないでしょう。
つまり、感情的になっていても大して儲けられない、
むしろ負けやすくなります。
感情的にならないためにも、
そして大損を出さないためにも、
エントリーをすると同時に、
『逆指値注文』を予約して下さい。
逆指値注文は、損切りの自動決済機能と
言い換えることができますが、
思惑に反して価格が動いたとしても、
逆指値を出していたポイントで、
損切りが自動的に執行されることになります。
逆指値注文さえ設定して置けば、
【100%大損自体ありえません】
つまり、リスクというものは、
自分の判断で制限をかけることができるのです。
FXで大損を出すことをなくす方法はわかりましたが、
では、損切りをどこに設定すれば良いのか?
損切りポイントを理解して設定していれば、
損切りが相次ぐことも無くなります。
詳しい損切りポイントはプレミアムで教えているので、
損切りというディフェンスを完璧にしたい方は、
ご活用ください。
損切りなんて、全然難しくないことが理解できます。