こんにちは、あおのり先生です。
いつもあおのり学校へのご来校ありがとうございます。
今日の外為マーケットも値動きが乏しい流れが続き、
ドル円は102.20円台で推移、
クロス円も方向感に乏しくありますが、
ポンド円と豪ドル円は僅かに値を切り上げている展開です。
ユーロ円が軟調なのは昨日の注目イベント
が軟調だったことが響いております。
今日は、日本の(日) 第2四半期GDP・一次速報 [前期比年率]が
-6.8%と大幅に下落することになりましたが、
これは消費税増税前の駆け込み需要からの落ち込みが
響いているためです。
2007年第3四半期から2014年第1四半期までの
GDPの一次速報値と二次速報値を下のグラフでは表しています。
マーケットの与えたインパクトは限定的でしたが参考までに。
マーケットの動きが乏しい中で、
次の一手はどのように攻めていけばよいのか?
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それ以外では、昨日は特に注目材料はありませんでしたが、
昨日の詳細なイベントは以下をご参照ください。
昨日の注目イベント | 前回変動幅 | 前回発表値 | 市場予想 | 市場結果 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
18:00 | (独) 8月ZEW景況感調査 | 12pips | 27.1 | 17.0 | 8.6 |
||
18:00 | (ユーロ圏) 8月ZEW景況感調査 | 12pips | 48.1 | ― | 23.7 | ||
26:00 | (米) 3年債入札(270億ドル) | ― | ― | ||||
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では、今日はどのような材料に注目できるのか?
今日は注目イベントが目白押しですが、
特に以下のイベントの変動幅が大きくなりやすいでしょう。
ダドリーNY連銀総裁講演
ローゼングレン・ボストン連銀総裁講演
アメリカとイギリスの指標が多いので、
ドルとポンドをもっている方はこの時間帯の変動を警戒。
また、現在ごたついている
ウクライナを巡るロシアとアメリカの衝突が、
悪化する要因でマーケットは上下しやすいので、
上記報道には要警戒です。
あるいは、イラクを実際に空爆したなど、
そういった報道などで動く可能性もあり、
中東欧情勢の報道に警戒です。
それ以外は特に注目材料もありませんが、
“本日の注目イベント”の詳細は下記をご参照ください。
本日の注目イベント | 前回変動幅 | 前回発表値 | 市場予想 | 市場結果 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
08:50 | (日) 第2四半期GDP・一次速報 [前期比] | 10pips | +1.6% | -1.8% | -1.7% | ||
08:50 | (日) 第2四半期GDP・一次速報 [前期比年率] | 10pips | +6.7% | -7.1% | -6.8% | ||
08:50 | (日) 日銀金融政策決定会合議事要旨(7月14日・15日分) | 3pips | |||||
14:30 | (中) 7月小売売上高[前年比] | 11pips | +12.4% | +12.5% | +12.2% | ||
14:30 | (中) 7月鉱工業生産[前年比] | 11pips | +9.2% | +9.2% | +9.0% | ||
17:30 | (英) 7月失業保険申請件数 | 44pips | -3.63万件 | -3.00万件 | -3.36万件 | ||
17:30 | (英) 7月失業率 | 44pips | 3.1% | 3.0% | 3.0% | ||
18:00 | (ユーロ圏) 6月鉱工業生産・季調済 [前月比] | 5pips | -1.1% | +0.4% | -0.3% | ||
18:30 | (英) BOE四半期インフレレポート | 63pips | |||||
21:30 | (米) 7月小売売上高 [前月比] | 16pips | +0.2% | +0.2% | 0.0% | ||
21:30 | (米) 7月小売売上高 [前月比:除自動車] | 16pips | +0.4% | +0.4% | +0.1% | ||
22:05 | ダドリーNY連銀総裁講演 | ― | ― | ||||
22:20 | ローゼングレン・ボストン連銀総裁講演 | ― | ― | ||||
26:00 | (米) 10年債入札(240億ドル) | ― | ― | ||||
経済指標発表時間前後は為替の動きが激しくなるのでこの時間帯にFXをする生徒さんは細心の注意を払ってください! → さらに詳しい経済指標情報ならあおのり学校情報室へ |
私の相場観をお伝えしたところで、
次はチャート分析をメインに相場を見ていきます。
まずはいつものようにドル円1時間足チャートから。
下のチャートは、昨日のドル円1Hチャートです。
※上記チャートは、世界中のプロやアマの間で最も利用されている世界最強のチャートと言われるMT4チャートです
ドル円のチャート全体の動きを見ると、
大きく飛躍して103.00円台まで上昇してから、
価格が急落していることが確認できます。
(米) 第2四半期GDP・速報値の良好な結果を受け、
103円を突破しましたが、
米雇用統計の指標がやや悪化したや、
ウクライナ情勢やイラク情勢の不透明感を嫌気して、
101.40円まで値が下がっています。
その後は、ウクライナ情勢が沈静化すると同時に、
ドル円も値を戻している展開の中にあります。
このような環境の中で、昨日は次のように指摘していました。
ジリジリと高値を更新している展開ではありますが、
ここは上値を追わずに、引き続き、
101.70円ライン(プレミアムのトレンドラインの引き方参照)付近には、
力強く買い圧力が働くラインがあるので、
この辺りのロング構築を狙います。
今日のドル円1Hチャートで動きを確認していきましょう。
※ここで表示しているドル円チャート は、プレミアムで利用しているチャートと比べ、表示しているトレンドライン等のライン表示を圧倒的に抑えています。
ドル円は101.40円台まで下に突っ込みましたが、
下降トレンドラインを上抜けてきてからは、
ドル円は102.30円台で上値を抑えられて、
その後はレンジが続いています。
ここは上値を追わずに、引き続き、
101.70円ライン(プレミアムのトレンドラインの引き方参照)付近には、
力強く買い圧力が働くラインがあるので、
この辺りのロング構築を狙います。
ただし、
さらに下落するリスクもあるわけですから、
ストップロスオーダーを万全にして事前にいくらの損を出すかを理解した上で、
エントリーしていくようにしましょう。
ドル円を含むクロス円、ユーロドルに関する詳細な売買戦略は、
下記をご参照下さい。
通貨ペア | 売買戦略 | トレード戦術 | 有効なテクニカル (60分) |
ドル円 | 買 | 101.70円付近まで値を下げれば、このあたりで買いエントリーを検討していきます。ラインの下にはストップ・ロス・オーダーを設定です。 | 買いサイン |
ユーロ円 | 買&売 | メルマガ会員限定でおおのり学校売買ポイントを提示 | 買いサイン |
ポンド円 | 買 | メルマガ会員限定でおおのり学校売買ポイントを提示 | 横ばい |
ユーロドル | 売 | メルマガ会員限定でおおのり学校売買ポイントを提示 | 横ばい |
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