雪が降り、まるで雪国のように積もってきましたね。
おまけに寒い、寒い。
交通機関の乱れも激しくなりそうなので、
今日は早く帰りゆっくり休みたい気分です。
私の気分を無視するように、
今日もマーケットという戦場は動いています。
ドル円は緩やかな下落波動を描いており、
ユーロ円、クロス円は底堅く推移、
豪ドル円もわりとしっかりとした値動きをしています。
今日は、日経が220円安の14300円台まで再度下落し、
その下落に押され円買いが進行しました。
下のチャートは、日経の5日間の値動きを表していますが、
せっかく買いムード強まっていたのに、
その流れが打ち消されるように「山」のような形状を作り、
今日は後場を迎えています。
日経下落以外には、
昨日は(米)1月小売売上高など米経済指標が、
軒並み悪い結果になったことから、
ドルはやや売り込まれる展開となりました。
それ以外の材料はそこまで注目されることはありませんでしたが、
昨日の詳細なイベントは以下をご参照ください。
NYダウ平均 | 米10年国債利回り | WTI原油先物 |
---|---|---|
16027.59ドル (+63.65ドル) |
2.7340% (-0.0270%) |
100.35ドル (-0.02ドル) |
リスク商品のNYダウは小幅高。一方、WTI原油先物は値を下げました!為替マーケットの参加者はリスクを取ることにやや積極的となってきています。また、米10年国債利回りは下落しています。つまり、安全商品の国債が買われていることがわかります。米10年国債利回りの動きからも、リスクをとることにやや消極的となっていることがわかります。リスクに対して積極的でも消極的でもない展開となっており、方向感に乏しい相場展開が予想されます。 → さらに詳しい経済指標情報ならあおのり学校情報室へ |
昨日の注目イベント | 注目度 | 前回発表値 | 市場予想 | 市場結果 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
09:30 | (豪)1月新規雇用者数 | ◎ | -2.26万人 | +1.50万人 | -3700人 | ||
09:30 | (豪)1月失業率 | ◎ | 5.8% | 5.9% | 6.0% | ||
16:00 | (独)1月CPI[前月比] | -0.6% | -0.6% | -0.6% | |||
16:00 | (独)1月CPI[前年比] | +1.3% | +1.3% | +1.3% | |||
18:00 | (ユーロ圏)ECB月例報告 | — | — | — | |||
19:00 | (ユーロ圏)クーレECB理事、講演 | — | — | — | |||
22:30 | (米)1月小売売上高[前月比] | ◎ | +0.2% | 0.0% | -0.4% | ||
22:30 | (米)1月小売売上高 [除自動車:前月比] |
◎ | +0.7% | +0.1% | 0.0% | ||
22:30 | (米)新規失業保険申請件数 | ◎ | +33.1万件 | +33.0万件 | +33.9万件 | ||
経済指標発表時間前後は為替の動きが激しくなるのでこの時間帯にFXをする生徒さんは細心の注意を払ってください! → さらに詳しい経済指標情報ならあおのり学校情報室へ |
では、今日はどのような展開となるか?
今日はアメリカの2つの経済指標に注目です。
このところ悪い結果も出てきているように、
アメリカの景気回復に対して、
やや不安感も出てきている局面であります。
仮に良ければ、安心感からドル円、クロス円は買われやすくなる半面、
悪いものであった場合、ドル円、クロス円は
値を下げることが考えられます。
“本日の注目イベント”の詳細は下記をご参照ください。
本日の注目イベント | 注目度 | 前回発表値 | 市場予想 | 市場結果 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
10:30 | (中)1月消費者物価指数[前年比] | +2.5% | +2.4% | +2.5% | |||
10:30 | (中)1月生産者物価指数[前年比] | -1.4% | -1.6% | -1.6% | |||
15:30 | (仏)第4四半期GDP・ 速報値[前年比] |
+0.2% | +0.6% | +0.8% | |||
16:00 | (独)第4四半期GDP・ 速報値[前期比] |
+0.3% | +0.3% | +0.4% | |||
16:00 | (独)第4四半期GDP・ 速報値[前年比] |
+0.6% | +1.3% | +1.4% | |||
19:00 | (ユーロ圏)第4四半期GDP・ 速報値[前期比] |
◎ | +0.1% | +0.2% | +0.3% | ||
19:00 | (ユーロ圏)第4四半期GDP・ 速報値[前年比] |
◎ | -0.4% | +0.4% | +0.5% | ||
19:00 | (ユーロ圏)12月貿易収支 | +171億EUR | +145億EUR | +139億EUR | |||
23:15 | (米)1月鉱工業生産[前月比] | ◎ | +0.3% | +0.2% | -0.3% | ||
23:55 | (米)2月ミシガン大 消費者信頼感指数・速報値 |
◎ | 81.2 | 80.2 | 81.2 | ||
26:30 | (独)バイトマン独連銀総裁講演 | — | — | ||||
経済指標発表時間前後は為替の動きが激しくなるのでこの時間帯にFXをする生徒さんは細心の注意を払ってください! → さらに詳しい経済指標情報ならあおのり学校情報室へ |
私の相場観をお伝えしたところで、
次はチャート分析をメインに相場を見ていきます。
まずはいつものようにドル円1時間足チャートから。
下のチャートは、昨日のドル円1Hチャートです。
※上記チャートは、世界中のプロやアマの間で最も利用されている世界最強のチャートと言われるMT4チャートです。私自身も利用していますが、これほど使いやすいチャートにお目にかかったことがありません。
チャート全体の動きを見ると、
ドル円は104.80円台から100.70円前後まで
下落していることがわかります。
アルゼンチンペソを発端とした新興国の通貨暴落を嫌気され、
ドルが売られ円に買いが集中しているといった展開です。
その後は、新興国不安が落ち着いて、
値を切り返している展開となっています。
このような展開の中で昨日は、以下のとおり指摘していました。
今回は、
101.60円付近のライン(プレミアム参照)を根拠にして、
再度ロング戦略で挑もうと思います。
結果がどうなったのかを、今日のドル円1Hチャートで動きを確認していきましょう。
※ここで表示しているドル円MT4チャート は、プレミアム会員様にお渡ししているドル円チャートと比べ、表示しているトレンドライン等のライン表示をかなり抑えています。
ライントレーダーのラインはもう少し複雑であり、複雑だからこそ『エントリーポイント』『利食いポイント』『損切りポイント』がより明確化されます。より正確なトレンドラインを知ることで、①価格の動きを精緻に予測しやすくなり、②売買ポイントがより明確になることで利益が上がりやすくなることでしょう。
→ ライントレードのすべてを知りたい方はプレミアムをご覧下さい
ドル円は、101.60円台まで下落した後に、
私の予想ポイントでズバリ反発し、
102.40円付近まで上昇しました。
やはり、トレンドラインの威力は素晴らしい。
これで2連勝です。
次も、このトレンドラインを根拠にしてみようと思います。
101.60円付近のトレンドライン(プレミアム参照)を根拠にして、
再度ロング戦略で挑もうと思います。
ただし、
さらに下落するリスクもあるわけですから、
ストップロスオーダーを万全にして事前にいくらの損を出すかを理解した上で、
エントリーしていくようにしましょう。
ドル円を含むクロス円、ユーロドルに関する詳細な売買戦略は、
下記をご参照下さい。
通貨ペア | 売買戦略 | トレード戦術 | 有効なテクニカル (60分) |
ドル円 | 買&売 | メルマガで説明する101.60円付近まで値を下げれば、このあたりで買いエントリーを検討していきます。ラインの下にはストップ・ロス・オーダーを設定です。 | 買いサイン |
ユーロ円 | 買 |
メルマガ会員様にはあおのり学校が考える売買ポイントを提示予定 | 売りサイン |
豪ドル円 | 買&売 | メルマガ会員様にはあおのり学校が考える売買ポイントを提示予定 | 横ばい |
ユーロ ドル |
買&売 | プレミアム会員様にはあおのり学校が考える売買ポイントを提示予定 | 買いサイン |
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