こんにちは、あおのり先生です。
いつもあおのり学校へご来校いただき、誠にありがとうございます。
動きがないレンジの相場地合いが継続しておりますが、
あなたの成績はいかほどでしょうか?
昨日は上昇する兆しを見せつつも、
再度売り崩される展開になりました。
とはいえ、ドル円、クロス円は下限付近で底堅く推移している地合いでもあります。
2月からほとんど動きがない地合いが続いておりますが、
儲けにくいのも相場の世界では仕方がありません。
自分の思い通りには動いてくれないからです。
ここは、焦らず慎重に挑みたいところです。
いずれ近いうちに、相場はまた動き出しますので、
今のうちにそのようなシナリオを持っておき、
どのように手を打つかの対策を考えておくべきでありましょう。
上昇した場合はどう攻めて、
下げた場合はどう攻めていくか?
あなたは、こういった利益を上げている人なら当たり前にできることを、
事前に考えた上でトレードしていますか?
考えないでただ漠然と取引しているのであれば、
利益を上げている人よりも遅い行動になるわけですから、
負けても仕方がないと言わざるを得ないです。
動きがない今のうちに、事前に売買戦略を考えておきましょう。
戦略が立てられないという方は、メルマガを参照して見て下さい。
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なお、売り圧された背景として、
昨日はまたまたウクライナ情勢の変化が起こり、
クリミアに駐留するウクライナ兵が一人銃で撃たれ死亡しましたが、
戦争リスクが高まったことから、
やや円高に振れた値動きとなりました。
このそもそもの発端としては、
欧米がウクライナの反ロシア団体を資金援助して、
彼らがウクライナでクーデターを起こし、
親ロ大統領を追い出したことが発端となり始まりました。
そして、住民投票ではなくクーデター政権を、
ウクライナの正当な国であるという、
なんとも腑に落ちないことを主張しております。
それって、あなたたちがいつも言う民主主義とは違うじゃないかなと思うわけです。
そこで、
プーチン大統領がロシア系住民が圧倒的多数を占める
ウクライナの一部の地域であったクリミアを保護する名目で、
軍隊を派遣しました。
その上で、住民投票によりウクライナのロシア編入が決まったのですが、
別に国際法違反でもなんでもなく、
欧米の自分たちがいつも正しいという思い込みによる言いがかりでしょう。
とはいえ、相手は日本のような軍事力に縛りがある国と違い、
軍事強国であり資源大国のロシアです。
欧米も、弱い国にはイケイケに責め立てますが、
ロシアには大した制裁もできませんでした。
世界政治の現実は、弱肉強食で動いているからです。
そこで、メディアを使って自分たちが正義でロシアが悪と、
まあいつものような欧米の力が強いプロパガンダを振りまいておりますが、
メディアのそういう意図も我々は感じ取らねばなりません。
個人投資家を騙すためのツールでもありますからねメディアは。
あおのり学校では、メディア情報の裏まで読んで、
それでこそ本物の個人トレーダー・投資家だと考えています。
メディアに振り回される人ほど、いつも負けているのが現実ですから。
こんな感じでクーデター政権のウクライナと、
ウクライナの一部であるクリミアを保護したロシアとが揉めているわけですが、
最悪の場合、戦争に陥る可能性もあるかもしれませんね。
昨日はウクライナ情勢不安で下げましたが、
その他昨日の詳細なイベントは以下をご参照ください。
NYダウ平均 | 米10年国債利回り | WTI原油先物 |
---|---|---|
16336.19ドル (+88.97ドル) |
2.6720% (-0.0160%) |
99.70ドル (+1.62ドル) |
リスク商品のNYダウ、WTI原油先物は共に値を上げました!為替マーケットの参加者はリスクを取ることにやや積極的となってきています。また、米10年国債利回りは下落しています。つまり、安全商品の国債が買われていることがわかります。米10年国債利回りの動きからも、リスクをとることにやや消極的となっていることがわかります。リスクに対して積極的でも消極的でもない展開となっており、方向感に乏しい相場展開が予想されます。 → さらに詳しい経済指標情報ならあおのり学校情報室へ |
昨日の注目イベント | 注目度 | 前回発表値 | 市場予想 | 市場結果 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
09:30 | (豪)RBA理事会議事録公表 | — | — | — | |||
19:00 | (独)3月ZEW景況感調査 | ○ | 55.7 | 52.0 | 46.6 | ||
19:00 | (ユーロ圏)1月貿易収支 [季調前] |
+137億EUR | +139億EUR | +9億EUR | |||
20:00 | (露)プーチン大統領、議会演説 | ◎ | — | — | — | ||
21:30 | (米)2月消費者物価指数 [前月比] |
○ | +0.1% | +0.1% | +0.1% | ||
21:30 | (米)2月消費者物価指数 [コア:前月比] |
○ | +0.1% | +0.1% | +0.1% | ||
21:30 | (米)2月消費者物価指数 [前年比] |
○ | +1.6% | +1.2% | +1.1% | ||
21:30 | (米)2月消費者物価指数 [コア:前年比] |
○ | +1.6% | +1.6% | +1.6% | ||
21:30 | (米)2月住宅着工件数 | ◎ | 88.0万件 | 91.1万件 | 90.7 万件 |
||
21:30 | (米)2月建設許可件数 | ◎ | 94.5万件 | 96.0万件 | 101.8万件 | ||
22:00 | (米)1月対米証券投資 [ネット長期フロー] |
-459億USD | +400億USD | +73億USD | |||
22:00 | (米)1月対米証券投資 [ネットフロー合計] |
-1196億USD | — | +830億USD | |||
— | (米)米連邦公開市場委員会(FOMC:1日目) | — | — | — | |||
27:00 | (英)カーニー英中銀総裁、講演 | — | — | — | |||
経済指標発表時間前後は為替の動きが激しくなるのでこの時間帯にFXをする生徒さんは細心の注意を払ってください! → さらに詳しい経済指標情報ならあおのり学校情報室へ |
では、今日はどのような展開となるか?
今日は2つのイベントに注目が集まります。
ウクライナ情勢に絡んだ報道
FOMCでは、量的緩和縮小100億ドルで決まると、
あおのり学校ではそのように見ていますが、
その他に米政策金利引き上げに絡む発表も注目です。
引き上げ時期が延びる発表あれば、ドル売り要因となります。
引き上げ時期が短縮される発表あれば、ドル買い要因となります。
それ以外では特に注目イベントもありませんが、
“本日の注目イベント”の詳細は下記をご参照ください。
本日の注目イベント | 前回変動幅 | 前回発表値 | 市場予想 | 市場結果 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
08:50 | (日) 2月貿易収支 | -2兆7917億円 | -6000億円 | -8003億円 | |||
14:00 | (日)黒田日銀総裁、講演 | — | — | — | |||
18:30 | (英)2月失業率 | 3.6% | 3.5% | — | |||
18:30 | (英)2月失業保険申請件数 | -2.76万件 | -2.50万件 | — | |||
18:30 | (英)BOE議事録 | -2.76万件 | -2.50万件 | — | |||
— | (英)オズボーン英財務相、議会証言 | — | — | — | |||
21:30 | (米)第4四半期経常収支 | -948億USD | -880億USD | — | |||
27:00 | (米)FOMC政策金利発表 | 41pips | 0.25% | 0.25% | — | ||
27:30 | (米)イエレンFRB議長、会見 | — | — | — | |||
— | (ユーロ圏)ECB理事会(金利発表なし) | — | — | — | |||
経済指標発表時間前後は為替の動きが激しくなるのでこの時間帯にFXをする生徒さんは細心の注意を払ってください! → さらに詳しい経済指標情報ならあおのり学校情報室へ |
私の相場観をお伝えしたところで、
次はチャート分析をメインに相場を見ていきます。
まずはいつものようにドル円1時間足チャートから。
下のチャートは、昨日のドル円1Hチャートです。
※上記チャートは、世界中のプロやアマの間で最も利用されている世界最強のチャートと言われるMT4チャートです。私自身も利用していますが、これほど使いやすいチャートにお目にかかったことがありません。
ドル円のチャート全体の動きを見ると、
ウクライナ情勢の緊迫化を受けて、
101.20円まで下落するものの、
ウクライナ情勢の緊張が落ち着くにつれて、
ドル円はロング勢がショート勢を巻き返す展開になり、
一時103.70円台をつけました。
その後、ウクライナ問題再燃で、
再度下値を模索する展開に切り替わってきました。
このような展開の中で昨日は、以下のとおり指摘していました。
昨日はやや下限付近でのロングを考えていましたが、
101.20円サポート付近が頑強でもある箇所なので、
101.20円ライン付近(プレミアム参照)で
懲りずに買い向かいます。
結果がどうなったのかを、今日のドル円1Hチャートで動きを確認していきましょう。
※ここで表示しているドル円MT4チャート は、プレミアム会員様にお渡ししているドル円チャートと比べ、表示しているトレンドライン等のライン表示をかなり抑えています。
ライントレーダーのラインはもう少し複雑であり、複雑だからこそ『エントリーポイント』『利食いポイント』『損切りポイント』がより明確化されます。より正確なトレンドラインを知ることで、①価格の動きを精緻に予測しやすくなり、②売買ポイントがより明確になることで利益が上がりやすくなることでしょう。
→ ライントレードのすべてを知りたい方はプレミアムをご覧下さい
ドル円は、一時的に上値を試そうとするものの、
101.20円付近まで再び押され下げております。
現在は、101.20円付近で
予想通りやや反発していることがわかります。
引き続き、
101.20円サポート付近が頑強でもある箇所なので、
101.20円ライン付近(プレミアム参照)で
懲りずに買い向かいます。
ただし、
さらに下落するリスクもあるわけですから、
ストップロスオーダーを万全にして事前にいくらの損を出すかを理解した上で、
エントリーしていくようにしましょう。
ドル円を含むクロス円、ユーロドルに関する詳細な売買戦略は、
下記をご参照下さい。
通貨ペア | 売買戦略 | トレード戦術 | 有効なテクニカル (60分) |
ドル円 | 買 |
メルマガで説明する101.20円付近まで値を下げれば、このあたりで買いエントリーを検討していきます。ラインの下にはストップ・ロス・オーダーを設定です。 | 横ばい |
ユーロ円 | 買 |
メルマガ会員様にはあおのり学校が考える売買ポイントを提示予定 | 横ばい |
ポンド円 | 買 |
メルマガ会員様にはあおのり学校が考える売買ポイントを提示予定 | 買いサイン |
ユーロ ドル |
買 |
メルマガ会員様にはあおのり学校が考える売買ポイントを提示予定 | 買いサイン |
有効なテクニカル(60分足)は21種類のテクニカルの中から現在もっとも勝っているテクニカルを掲載しているので、このテクニカルを使えば今の相場環境なら勝率が上がります。FXプライム byGMOが提供しているぱっと見テクニカルを使うことで今儲かっているテクニカルが簡単にわかります。→ ぱっと見テクニカル詳細 にほんブログ村 |
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