こんにちは、あおのり先生です。
いつも、あおのり学校へのご来校ありがとうございます。
本日は、日本の経済指標である、
(日) 5月機械受注 が過去最大の下落幅を記録しました。
前月比からの比較で、-19.5%の落ち込みです。
機械受注とは、
機械を製造するメーカーが、
顧客企業から機械の注文を受けた額を表す経済指標のことです。
受注は、納品よりも先にあるので、
6~9ヶ月先の景気を判断する
一つの材料とされています。
どうやら、製造メーカーは今後の景気落ち込みを、
織り込んできているようです。
消費税増税5%から8%の増税は、
流石に個人の消費を減らすもので、
個人の消費支出を表す5月消費水準指数も、
前月比-8%の落ち込みを記録していました。
消費税増税後の今までの景気動向は、
過去竹中、橋本内閣と実施してきましたが、
どれも景気の落ち込みという結果をもたらしています。
6月までは機械受注もそこまで悪くない数値でしたが、
7月発表分から日本の指標の雲行きが、
どうも良くなくなってきています。
このような状況で今年10月に決定する
消費税10%の引き上げの有無は、
仮に有と決まれば、
さらなる景気悪化をもたらすことになるのでしょう。
そんな感じを察知した日経平均は、
本日86円程下落し、15200円台まで下げました。
その結果の、円高進行です。
ドル円も、現在101.30円台まで突っ込んで、
下げている状況にあります。
機械受注も過去最悪の下げ幅を記録しましたが、
NYダウの過去最高値、
ドル円の歴史的最低水準のボラティリティ、
沖縄で起きている50年ぶりの大雨、
などなど最近は、極端すぎることが多く起きています。
私たちFXプレイヤーにとって大事なことですが、
上記の他にも歴史的最低水準の現象が他にも起こっています。
この最低水準からどう戻すかが、
ドル円飛躍のカギを握りますが、
詳細は明日のメルマガの中で解説していきます。
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昨日は、
低金利政策自体は長期化の余地を示唆する内容だったことから、
ドル円は失速することになりました。
それ以外では、
昨日は特に注目材料はありませんでしたが、
昨日の詳細なイベントは以下をご参照ください。
NYダウ平均 | 米10年国債利回り | WTI原油先物 |
---|---|---|
16985.61ドル (+78.99ドル) |
2.5540% (-0.0020%) |
102.29ドル (-1.11ドル) |
本日の注目イベント | 前回変動幅 | 前回発表値 | 市場予想 | 市場結果 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
10:30 | (中国) 6月消費者物価指数 [前年比] | 14pips | +2.5% | +2.4% | +2.3% | ||
10:30 | (中国) 6月生産者物価指数 [前年比] | 14pips | -1.4% | -1.0% | -1.1% | ||
26:00 | (米) 10年債入札(210億ドル) | — | — | ||||
27:00 | (米) FOMC議事録(6月17・18日分) | 26pips | — | — | |||
27:30 | (ユーロ圏) ドラギECB総裁、講演 | — | — | ||||
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では、今日はどのような材料に注目できるのか?
今日はアメリカと欧州の経済指標が注目です。
BOE政策金利発表では、
ポンドの変動要因となるだけに注意が必要ですが、
新規失業保険申請件数でも、
ドルの変動に影響を多少与えるので警戒です。
また、
イラク情勢やウクライナ情勢がさらに悪化するようだと、
マーケットも円高に傾きやすいだけに、
これら情勢に対する報道には引き続き警戒です。
それ以外は特に注目材料もありませんが、
“本日の注目イベント”の詳細は下記をご参照ください。
本日の注目イベント | 注目度 | 前回発表値 | 市場予想 | 市場結果 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
8:50 | (日) 5月機械受注 [前月比] | 2pips | -9.1% | +0.7% | -19.5% | ||
8:50 | (日) 5月機械受注 [前年比] | 2pips | +17.6% | +10.1% | -14.3% | ||
10:30 | (豪) 6月新規雇用者数 | 42pips | -0.48万人 | +1.20万人 | +1.59万人 | ||
10:30 | (豪) 6月失業率 | 42pips | 5.8% | 5.9% | 6.0% | ||
11:00 | (中国) 6月貿易収支 | 6pips | +359.2億USD | +369.5億USD | +315.6億USD | ||
20:00 | (英) BOE政策金利発表 | 20pips | 0.50% | 0.50% | 0.50% | ||
21:30 | (米) 週次新規失業保険申請件数 | 26pips | 31.5万件 | 31.5万件 | 30.4万件 |
||
26:00 | (米) 30年債(130億ドル)入札 | — | — | ||||
26:15 | (米) ジョージ・カンザスシティ連銀総裁、講演 | — | — | ||||
29:30 | (米) フィッシャーFRB副議長、講演 | — | — | ||||
経済指標発表時間前後は為替の動きが激しくなるのでこの時間帯にFXをする生徒さんは細心の注意を払ってください! → さらに詳しい経済指標情報ならあおのり学校情報室へ |
私の相場観をお伝えしたところで、
次はチャート分析をメインに相場を見ていきます。
まずはいつものようにドル円1時間足チャートから。
下のチャートは、昨日のドル円1Hチャートです。
(1時間足チャート期間:6月17日~7月9日)
※上記チャートは、世界中のプロやアマの間で最も利用されている世界最強のチャートと言われるMT4チャートです
ドル円のチャート全体の動きを見ると、
売り圧力が強まる展開になっています。
ウクライナやイラク情勢の緊迫化を嫌気し、
買われ過ぎていたNYダウが利益確定売りに押され、
ドルも売られ、円高に傾いている状況にありました。
その後は、良好なADPや米雇用統計を反映し、
ドル高に回帰している展開となっていましたが、
利食い売りに押されて価格が再び下落しています。
このような環境の中で、昨日は次のように指摘していました。
101.50円ライン付近にある上昇ライン付近(プレミアムのトレンドラインの引き方参照)の反発を見越して、
再度ロング構築を狙ってみようと思います。
今日のドル円1Hチャートで動きを確認していきましょう。
※ここで表示しているドル円チャート は、プレミアムで利用しているチャートと比べ、表示しているトレンドライン等のライン表示を圧倒的に抑えています。
一回目は有効に機能していたトレンドラインを
今度は下抜けてしまいました。
お次は、
101.20円ライン(プレミアムのラインの引き方参照)付近には、
力強く買い圧力が働くラインがあるので、
再度ロング構築を狙います。
ただし、
さらに下落するリスクもあるわけですから、
ストップロスオーダーを万全にして事前にいくらの損を出すかを理解した上で、
エントリーしていくようにしましょう。
ドル円を含むクロス円、ユーロドルに関する詳細な売買戦略は、
下記をご参照下さい。
通貨ペア | 売買戦略 | トレード戦術 | 有効なテクニカル (60分) |
ドル円 | 買 |
101.20円付近まで値を下げれば、このあたりで買いエントリーを検討していきます。ラインの下にはストップ・ロス・オーダーを設定です。 | 売りサイン |
ユーロ円 | 買&売 | メルマガ会員限定でおおのり学校売買ポイントを提示 | 売りサイン |
ポンド円 | 買 |
メルマガ会員限定でおおのり学校売買ポイントを提示 | 売りサイン |
ユーロ ドル |
買&売 |
メルマガ会員限定でおおのり学校売買ポイントを提示 | 売りサイン |
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それでは本日も、がんばっていきましょう!
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