こんにちは、あおのり先生です。
いつも、あおのり学校へのご来校ありがとうございます。
相変わらず値動きに乏しい展開となっております。
ドル円、ユーロ円は底堅いですが、
ポンド円と豪ドル円は崩れ出しています。
昨日の、NYダウも100ドル以上も崩れ、
その動きに日経も引きずられて100円程下落しましたが、
その割にはドル円は底堅いという印象です。
ウクライナ軍のへリコプターが親ロシア派に撃墜され、
27日までの停戦合意がある中、反撃を指示したことや、
シリアによるイラク西部への攻撃から地政学リスクが高まり、
NY株式市場が暴落したことが、響いています。
東欧、中東方面は情勢が悪化しているようですが、
やはり国民の生活苦で現政権への体制の不満が高まっていることが
これらの根本的な原因と言えるでしょう。
日本では、新成長戦略が閣議決定されましたが、
マーケットの反応は限定的でした。
法人税を20%台まで下げるということですが、
そうなると、ほとんど利益を出していない中小企業にメリットは少なく、
むしろ大企業はより栄えることになるのでしょう。
個人間でも、長い目線で見るとかなりの格差が開くように、
企業間でも、持つものと持たざる者の差が開いていくのが、
世界的に見ても、国内の制度から見ても、
仕方がない動きとなっていくことになるでしょう。
このような情勢であるにもかかわらず、
相変わらず綺麗にはまり、
7連勝の効果をもたらしているのが、
ドル円で引いているトレンドラインですが、
ラインを武器に、私たちも次なる時代の流れに
うまく乗っていきたいところです。
しかし、7連勝もしているということは、
逆に言うと、警戒しなければいけない点があるということです。
この知識がない人がライン分析をすると、
損失を大きくしやすいので、
下手な損失を出したくない方は、
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昨日は特に注目材料はありませんでした。
昨日の詳細なイベントは以下をご参照ください。
NYダウ平均 | 米10年国債利回り | WTI原油先物 |
---|---|---|
16818.13ドル (-119.13ドル) |
2.5770% (-0.0490%) |
106.03ドル (-0.14ドル) |
昨日の注目イベント | 前回変動幅 | 前回発表値 | 市場予想 | 市場結果 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
17:00 | (独)6月IFO景況指数 | 19pips | 110.4 | 110.3 | 109.7 | ||
21:05 | (米)プロッサー・ フィラデルフィア連銀総裁講演 |
— | — | ||||
22:00 | (米)4月住宅価格指数 [前月比] |
3pips | +0.7% | +0.5% | 0.0% | ||
22:00 | (米)4月S&P/ケース・ シラー住宅価格指数[前年比] |
3pips | +12.37% | +11.50% | +10.82% | ||
22:55 | (ユーロ圏)クーレECB理事、講演 | — | — | ||||
23:00 | (米)5月新築住宅販売件数 | 6pips | 43.3万件 | 43.9万件 | 50.4万件 | ||
23:00 | (米)6月消費者信頼感指数 | 7pips | 83.0 | 83.5 | 85.2 | ||
23:00 | (米)6月リッチモンド連銀 製造業指数 |
7pips | 7 | 7 | 3 | ||
経済指標発表時間前後は為替の動きが激しくなるのでこの時間帯にFXをする生徒さんは細心の注意を払ってください! → さらに詳しいマーケット情報ならあおのり学校情報室へ |
では、今日はどのような材料に注目できるのか?
今日も特に注目すべきイベントに乏しいのですが、
イラク情勢やウクライナ情勢がさらに悪化するようだと、
マーケットも円高に傾きやすいだけに、
これら情勢に対する報道には警戒です。
それ以外は特に注目材料もありませんが、
“本日の注目イベント”の詳細は下記をご参照ください。
本日の注目イベント | 前回変動幅 | 前回発表値 | 市場予想 | 市場結果 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
21:00 | (ユーロ圏)リンデ・ スペイン中銀総裁講演 |
— | — | ||||
21:30 | (米)5月耐久財受注 [前月比] |
10pips | +0.6% | ±0.0% | -1.0% | ||
21:30 | (米)5月耐久財受注 [前月比:除輸送用機器] |
10pips | +0.1% | +0.3% | -0.1% | ||
21:30 | (米)第1四半期GDP・ 確報値[前期比年率] |
32pips | -1.0% | -1.8% | -2.9% | ||
22:00 | (独)バイトマン独連銀総裁、講演 | — | — | ||||
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私の相場観をお伝えしたところで、
次はチャート分析をメインに相場を見ていきます。
まずはいつものようにドル円1時間足チャートから。
下のチャートは、昨日のドル円1Hチャートです。
※上記チャートは、世界中のプロやアマの間で最も利用されている世界最強のチャートと言われるMT4チャートです
ドル円のチャート全体の動きを見ると、
売り圧力が強まる展開になっています。
ウクライナやイラク情勢の緊迫化を嫌気し、
買われ過ぎていたNYダウが利益確定売りに押され、
ドルも売られ、円高に傾いている状況にあります。
このような環境の中で、昨日は次のように指摘していました。
再びは101.80円ライン(トレンドラインの引き方を参照)付近で、
ロング構築を狙ってみようと思います。
今日のドル円1Hチャートで動きを確認していきましょう。
※ここで表示しているドル円チャート は、プレミアムで利用しているチャートと比べ、表示しているトレンドライン等のライン表示を圧倒的に抑えています。
ドル円は、現在7連勝です。
101.80円台まで下げるものの、
トレンドラインがドンピシャリで決まり、
何度も何度も反転し続けています。
単純に上のチャートを使ってトレンドラインを引くと、
上のように下降ラインを引けることになりますが、
あおのり学校ではこのライン、ほぼ無視しています。
引き続きとなりますが、
再び101.80円ライン(トレンドラインの引き方を参照)付近で、
ロング構築を狙ってみようと思います。
ただし、
さらに下落するリスクもあるわけですから、
ストップロスオーダーを万全にして事前にいくらの損を出すかを理解した上で、
エントリーしていくようにしましょう。
ドル円を含むクロス円、ユーロドルに関する詳細な売買戦略は、
下記をご参照下さい。
通貨ペア | 売買戦略 | トレード戦術 | 有効なテクニカル (60分) |
ドル円 | 買 |
101.80円付近まで値を下げれば、このあたりで買いエントリーを検討していきます。ラインの下にはストップ・ロス・オーダーを設定です。 | 横ばい |
ユーロ円 | 買&売 | メルマガ会員限定でおおのり学校売買ポイントを提示 | 横ばい |
ポンド円 | 買 |
メルマガ会員限定でおおのり学校売買ポイントを提示 | 買いサイン |
ユーロ ドル |
買&売 |
メルマガ会員限定でおおのり学校売買ポイントを提示 | 売りサイン |
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