こんにちは、あおのり先生です。
あおのり学校へのご来校、いつもありがとうございます。
マーケットは、波乱含みの展開になってきましたね。
買いでつかまっている方は多いと思いますが、
資金管理などを万全にして、
できるだけ損を軽減していきたいところです。
今回ダメージが大きかった方は、
これを機会に少ない枚数でやるとストレスが減りますよ。
でも、
最近まで良かった相場の雰囲気に、
再び冷や水を浴びせかけられた展開となりましたね。
きっかけは、トルコ通貨など新興国通貨の暴落です。
トルコリラは、月曜日には1$=2.38リラであったのが、
昨日は2.16リラまで暴落。
9%の大暴落で、この不安が拡散したというのが、
昨日の夜から今日にかけての流れでしょうか。
不安定な地合いです。
昨日の朝にトルコの中央銀行総裁が、
リラ安防衛のために政策金利を引き上げたのに、
さらに追い打ちをかけて下げたことが響いたといえるでしょう。
その結果、今日の日経平均株価は一時500円を超える暴落、
その割には、外為マーケットはまあまあしっかりしていて、
ドル円も102円までで下落が止まり、
クロス円も多少大きく下げた流れとなりました。
今は、再度トルコリラが2.26リラまで戻しているので、
不安は沈静化してきたというところでしょうね。
昨日は、
以下のように書いていましたが、
(米)FOMC政策金利発表が決め手となり、
量的緩和縮小規模が100億ドルでドル高、クロス円高
上記発表に決まり一時ドル高となったのですが、
新興国不安でかき消され、
下落したという流れとなりました。
昨日の詳細なイベントは以下をご参照ください。
NYダウ平均 | 米10年国債利回り | WTI原油先物 |
---|---|---|
15738.79ドル (-189.77ドル) |
2.6770% (-0.0740%) |
97.36ドル (-0.05ドル) |
リスク商品のNYダウ、WTI原油先物は共に値を下げました!為替マーケットの参加者はリスクを取ることに消極的となってきています。また、米10年国債利回りは下落しています。つまり、安全商品の国債が買われていることがわかります。米10年国債利回りの動きからも、リスクをとることに消極的となっていることがわかります。リスクに対して消極的ということは、豪ドル>ポンド>ユーロ>ドル>円の順で買われにくくなる相場展開が予想されます。 → さらに詳しい経済指標情報ならあおのり学校情報室へ |
昨日の注目イベント | 注目度 | 前回発表値 | 市場予想 | 市場結果 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
11:00 | (米)オバマ大統領、一般教書演説 | — | — | — | |||
16:00 | (独)2月消費者信頼感指数 | ○ | 7.6 | 7.6 | 8.2 | ||
21:15 | (英)カーニー英中銀総裁講演 | — | — | — | |||
1/30 28:00 |
(米)FOMC政策金利発表 | ◎ | 0.00~ 0.25% |
0.00~ 0.25% |
0.00~ 0.25% |
||
1/30 29:00 |
(新)RBNZ政策金利発表 | ○ | 2.50% | 2.50% | 2.50% | ||
— | (米)ボーイング決算 | 9.78億USD | — | 12.3億USD | |||
— | (米)ダウ・ケミカル決算 | 6.31億USD | — | 10.48億USD | |||
経済指標発表時間前後は為替の動きが激しくなるのでこの時間帯にFXをする生徒さんは細心の注意を払ってください! → さらに詳しい経済指標情報ならあおのり学校情報室へ |
では、今日はどのような展開となるか?
今日は、アメリカの経済指標が注目です。
特に、アメリカの(米)第4四半期GDP・速報値
での変動はまあまあ大きくなることが予想されます。
予想と結果の乖離に注目して、
結果が良ければ、ドル高に動きやすいでしょう。
“本日の注目イベント”の詳細は下記をご参照ください。
本日の注目イベント | 注目度 | 前回発表値 | 市場予想 | 市場結果 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
10:45 | (中)1月HSBC製造業PMI | ◎ | 49.6 | 49.6 | 49.5 | ||
17:55 | (独)1月失業者数 | ◎ | -15万人 | -0.5万人 | -2.8 万人 |
||
17:55 | (独)1月失業率 | ◎ | 6.9% | 6.9% | 6.8% | ||
19:00 | (ユーロ圏)1月消費者信頼感指数[確定値] | -11.7 | -11.7 | -11.7 | |||
22:00 | (独)1月消費者物価指数・速報 [前月比] |
◎ | +0.4% | -0.4% | -0.6% | ||
22:00 | (独)1月消費者物価指数・速報 [前年比] |
◎ | +1.4% | +1.5% | +1.3% | ||
22:30 | (米)新規失業保険申請件数 | ◎ | 32.6万件 | 33.0万件 | 34.8 万件 |
||
22:30 | (米)第4四半期GDP・速報値 [前期比] |
◎ | +4.1% | +3.2% | +3.2% | ||
22:30 | (米)第4四半期個人消費・速報値[前期比] | +2.0% | +3.7% | +3.3% | |||
24:00 | (米)12月中古住宅販売保留 [前月比] |
-0.3% | -0.3% | -8.7% | |||
— | (西)第4四半期GDP・速報値 | ◎ | 0.3% | — | 1.9% | ||
— | (米)エクソンモービル決算 | 99.5億USD | — | 83.5億USD | |||
— | (米)グーグル決算 | 144.2億USD | — | 168.58億USD | |||
— | (米)アマゾンドットコム決算 | 212.7億USD | — | 255.9億USD | |||
— | (米)クアルコム決算 | — | — | 66.22億USD | |||
— | (米)3M決算 | — | — | 11.3億USD | |||
経済指標発表時間前後は為替の動きが激しくなるのでこの時間帯にFXをする生徒さんは細心の注意を払ってください! → さらに詳しい経済指標情報ならあおのり学校情報室へ |
私の相場観をお伝えしたところで、
次はチャート分析をメインに相場を見ていきます。
まずはいつものようにドル円1時間足チャートから。
下のチャートは、昨日のドル円1Hチャートです。
※上記チャートは、世界中のプロやアマの間で最も利用されている世界最強のチャートと言われるMT4チャートです。私自身も利用していますが、これほど使いやすいチャートにお目にかかったことがありません。
チャート全体の動きを見ると、
ドル円は105.40円台から102円前後まで
下落していることがわかります。
新興国の通貨暴落を嫌気され、
ドルが売られ円に買いが集中しているといった展開です。
このような展開の中で昨日は、以下のとおり指摘していました。
今回は、104.50円トレンドライン(プレミアム参照)で
売りを狙うことができます。
このトレンドライン上では売り圧力が強まることが
過去チャートから想定できます。
結果がどうなったのかを、今日のドル円1Hチャートで動きを確認していきましょう。
※ここで表示しているドル円MT4チャート は、プレミアム会員様にお渡ししているドル円チャートと比べ、表示しているトレンドライン等のライン表示をかなり抑えています。
ライントレーダーのラインはもう少し複雑であり、複雑だからこそ『エントリーポイント』『利食いポイント』『損切りポイント』がより明確化されます。より正確なトレンドラインを知ることで、①価格の動きを精緻に予測しやすくなり、②売買ポイントがより明確になることで利益が上がりやすくなることでしょう。
→ ライントレードのすべてを知りたい方はプレミアムをご覧下さい
104.50円まで届く前に、下落してしまいました。。。
現在は、ドル円は102円付近で反発し、
102.30円付近まで上昇しています。
とはいえ、なんとなく頼りない上昇です。
いずれにせよ、
102円付近でのロングは読み通りの展開で、
あおのり学校ブログでは102円辺りでの買いが有効と言い続けてきましたが、
予想通り再びここで反発したという流れです。
今回も、102.00円ライン(プレミアム参照)で
買いを狙うことができます。
ただし、
さらに下落するリスクもあるわけですから、
ストップロスオーダーを万全にして事前にいくらの損を出すかを理解した上で、
エントリーしていくようにしましょう。
ドル円を含むクロス円、ユーロドルに関する詳細な売買戦略は、
下記をご参照下さい。
通貨ペア | 売買戦略 | トレード戦術 | 有効なテクニカル (60分) |
ドル円 | 買&売 | メルマガで説明する102.00円付近まで値を上げれば、このあたりで買いエントリーを検討していきます。ラインの下にはストップ・ロス・オーダーを設定です。 | 買いサイン |
ユーロ円 | 売 | メルマガ会員様にはあおのり学校が考える売買ポイントを提示予定 | 買いサイン |
豪ドル円 | 売 | メルマガ会員様にはあおのり学校が考える売買ポイントを提示予定 | 横ばい |
ユーロ ドル |
買 | プレミアム会員様にはあおのり学校が考える売買ポイントを提示予定 | 横ばい |
有効なテクニカル(60分足)は21種類のテクニカルの中から現在もっとも勝っているテクニカルを掲載しているので、このテクニカルを使えば今の相場環境なら勝率が上がります。FXプライム byGMOが提供しているぱっと見テクニカルを使うことで今儲かっているテクニカルが簡単にわかります。 → ぱっと見テクニカル詳細 にほんブログ村 |
それでは本日も、がんばっていきましょう!
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